山中造船(株)
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敷地は洪水時に遊水地となる土地であります。したがって、この建物は水没する可能性のある土地に浮かせた状態で建てる必要がありました。 鉄骨二階建ての事務所を支える柱脚部は地中深くの支持層まで打ち込まれた鋼管杭に直結されています。この工法を用いることで、耐震性を確保しつつ、大幅なコストダウンを達成することができました。鋼管杭の高精度確保と完全実測による上部躯体の構築という大変高度な施工でありました。 内部は四方に開けた開放的な外部空間を最大限に利用するため、各方位に向けて開口部を多くとっています。これにより、事務室や応接空間は非常に明るく開放的な空間となりました。また、上下階を繋ぐ幅広の階段は空間に大きなゆとりを生み出しています。 この建物は現在も遊水地としての機能を確保し、近隣住民の安全確保に貢献しつつ、機能的な事務所として活用されています。
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